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【ノーマル部(仮)】Lean Into It〜それに乗り出せっ‼︎
【ノーマル部(仮)】Lean Into It〜それに乗り出せっ‼︎

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さん
- 投稿日:2016/08/29 19:54
Daddy,Brothter,Lover,Little Boy
1991年リリース、Mr.Bigの2ndアルバムであるLean into itのオープニングナンバーである。
Mr.Bigは超絶技巧派を揃えたスーパーバンドで親日としても有名です。
また、アルバムのオープニングナンバーは超絶テクナンバーをブッ込むのが彼等流。
当時ギターソロ後に入るギターとベースのユニゾンプレイに度肝を抜かれたキッズが多かったのではないでしょうか?
TOP絵にある様に電動ドリルの先に専用ピックをはめて弦に当てていたわけなんですが(マキタと言う日本メーカーのドリル)、このアイデアについてポールはインタビューでこう語っていました。
「あのドリルのパートは過熱する早弾きレースに対するアンチテーゼなんだよ」
Mr.Bigはオープニングナンバーはアレですがアルバム通すと割と歌モノが多いんですね。
プレイヤーのテクニックが、歌やメロディよりも優先されてはならないー
暗にそういったメッセージを彼はこのアイデアに込めたんですな。
さて、
スロットですよ。
クランキーコンドルから徐々に一般に認知され出した技術介入。
その最高峰と呼ばれた台があります。
{Photo01}
テンタクルズ Atype
1998年 瑞穂製作所
旧基準機でありながらBIG中のリプレイ外しを駆使する事で500枚オーバー獲得出来る激甘機(設定1で110%とかじゃなかったかな⁉︎)
もちろんその分求められる技術は激高。全ラインにビタ押しを必要とし、1stの中押しでビタをミスると小役溢し確定のJAC外しすら出来ないといった悶絶制御。
まさに誰得なハイレベルな技術介入度は当時雑誌でもプロ仕様と揶揄され、私自身一度ホールで目にした事がありますが…
1週間後には撤去されていましたね。
これから大量獲得機にCT機、多ライン機が世に出ようとする少し前の話です。
スウィープピッキングやブラッシング奏法etc、ネオクラシカルと言われるジャンルから発生したフルピッキンによる早弾きが次第にプレイヤーから敬遠されていったように、ひたすらに目押しの難易度を求め、他のプレイヤーと差別化を計った時代は終息に向かって行きました。
目押し至上主義は終焉したんです。
なもんで、私自身の見解だと「技術介入で設定1から機械割100%オーバーっ‼︎」ってのはもう死語であると思っています。
やる事が前提の割ですからね。
更に言えば求められる技術もそこまで高くないので他のプレイヤーとの差がつきにくい。
もっと言えば5号機のルール上、打ち方で出率に大きな差を発生させてはいけない事になっています。
つまり、技術介入による乗せ幅は少ないんですよね。
長々と書きましたが、要はアクロスAプロシリーズを打つ際に変に気負なってことが言いたいんです。
やってればできる様になります。
ぶっちゃけ出来たから勝てるもんでもないんです。
誰もがセーハーコードにつまづいた。
でもやってればFコードやBmやC7だって押さえらるようになる。
その程度のもんです。
そんなことよりスロットとしての出来を見て欲しいんです。
熱々の湯のみを平然と持てる程に指の先が固くなった頃に開くバンドスコアのTAB譜をなぞるワクワク感。
目押しは勝つ為にあるんじゃなくて、楽しむ為にあるんです。
ぜひあなたの目押しで素敵なフレーズを奏でて欲しい。
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