FLEA暴走愚連隊〜友情挽歌編

鬼浜爆走愚連隊
2005年にアビリット（旧高砂）さんより販売されたA500のST機であります。



この度お話するのは、平常時は超絶ボッタですが、新装開店時のみその低交換率（7枚）を活かした大盤振る舞い営業をしているお店で私が鬼浜を打っていた時に起きたサムいお話です。



その日は前日高設定らしき台を朝一キープし、設定が据えでも変更でも美味しい状況からスタート。

低投資からヒット→天国→500Gを越えずヒット→天国といった鬼ラーとしては堪らない試合運びに口元が緩みます。

さらにBIGの偏りも良く出玉的には2箱カチカチで3000枚はこえており、その日の折り返し地点でほぼほぼ勝利を確信するといった楽な展開にシモの方も…あれ？なんだか…あれ？あれれれ？（グルギュルギュル〜〜）


といった具合でトイレの個室へカッ飛びます。
＊)お食事中の方、すみません‼︎


悠々とトイレタイムを消化し席に戻る途中、1人きりだった鬼浜のシマにもうひとりの烈士がいる事に気付きます。


そしてその烈士の背中を抜ける瞬間…


（あれ？コイツ、T氏じゃね⁉︎）


T氏とは保育園からの幼馴染。
複雑な家庭環境から高校進学を諦めいち早く社会人となった彼とはニューパルのモーニング取りで切磋琢磨した仲（？）であります。

しかし、ドロップ組ではありましたが地元の進学校に通っていた私。

学生と社会人ー
哀しいかな立場の違いを友情で埋めることは叶わず、T氏とは年を重ねる毎に次第に疎遠になっていきました。



6〜7年言葉を交わしていない幼馴染に
「久しぶりじゃのぅ‼︎元気しとったんか？」と肩を叩きコーヒーを差し入れて、2人の時間を一気にあの頃へと巻き戻すのも悪かない。

しかし本日は鬼浜の展開も良く、更にツッパリhigh schoolロックンロールで気分がバリバリに上がってしまっている自分はあるサプライズを画策します。



鬼浜爆走愚連隊は3種のモードでST放出G数を管理しており、天国と呼ばれる連モードに入ると天井は128Gとなり更に1〜8Gが選ばれる割合が高い為（後は121〜128G）ボーナス終了後のBETがくっそ熱かったっ‼︎


BETっ‼︎
{Photo02}
ブっこんでくんでよろしくっ‼︎

＊)ボーナス前兆演出のカッ飛びZONE突入が確定ってだけで、普通にガセはあったんですがとにかくHOTっ‼︎
1G目に河川敷なんて表示されようもんならBIGボーナスで夜露死苦っ‼︎とドヤタバコに火が着いちゃうレベルです。



あの時の私が画策したのはT氏のボーナス終了のタイミングを背後ではかり、BETボタンのタイミングで「ぶっこんでくんでよろしくっ‼︎」と言い肩を叩いて差し入れのコーヒーを手渡すといったものでした。←寒っ‼︎


程なくしてT氏の鬼浜からコウヘイの野太いビッグボーナスを告げる声が響きます。

いそいそと自販機でコーヒーを購入しT氏の背後に回りその時を今か今かと待ちます。


そしてボーナスが終了し、ついにT氏の指がBETに掛かかろうとしてますっ‼︎




（今だっ‼︎いっけぇ〜〜っ‼︎）



ドンっ‼︎←⁉︎

「ぶっひゅこんでぶへ、よろしゅひゅーっ‼︎」←⁉︎


あまりの気合に肩を叩くどころかガチの肩パンを喰らわし、更にかみかみで何言ってんのか分からないっ（白目）‼︎



そして何より、何よりも…
{Photo01}
T氏…
じゃねぇ、武丸くん⁉︎（若っ⁉︎）



武丸「なんじゃわりゃ？飛んでみるか⁉︎」



全身から血の気が引いていくのが分かりました。←寒い…寒いよーっ‼︎

{Photo03}
鰐淵店員「事故るやつは不運（ハードラック）とダンスしちまったのさ…」


店員さんも間に入り必死（？）の謝罪で場を収めましたが、ゲーセンでタカシにカツアゲされるモブキャラ並みにビビりましたね。



え？
僕が打ってた鬼浜ですか？


もちろん速攻流して逃げるようにして帰りました。


HOTな展開が一転してお寒い状況に…
奇しくも後のアビリットの行く末を暗示するかの様な…


って、んなわきゃないわな（タハーーっ‼︎）


終劇。

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