私と神撃の神隠し

先日、ビッグドリームを打ちにいったんですけどね。

宝箱…３つあるじゃないですか。

通常時状態で、

一番右の箱が半空きだったんです。

蓋がちょいと空いてたんです。


んでよく見るとそこにダイヤというか宝が入ってるんですよ。

写真が無くて本当に申し訳ないのですが、とにかく驚きましてね。

これ、三択も二択もない。

一択や！！

となる訳ですよ。

だって見えてるんですもの。


…いやいや、分かってますよ。

分かってるんです若旦那！

でも打ちたくなるじゃないですか。

例のリーチを見たいじゃないですか。


幸いにも（？）ミドルなので当たらなくても宝箱当てるリーチは行けるんじゃないかと。


と思って打ったら500円でそのリーチ来た！


「さぁ選ぶがいい」


言われましたよ、物凄い上からアイツに。


しかし、私は余裕ですよ。

何故ならすでにどの箱に宝があるのかが丸見えだからじゃー！

さっきからずーっと見えてる一番右のお前！！


お前じゃー！！



スッ。


と宝が消えましてね。


一番左から出てきましたよ。



で、ハズレ。


うん、分かってはいた。

分かってはいたんだよ。


知ってるよ。スタートチャッカーに玉が入った時点で当たりか否かが決まってるのは。


演出ってのも知ってる。

ガチじゃないのも知ってる。


うん、大人だよ私。


だけど何だろうこの気持ち。

それで今日の勝負はおしまい。

帰り際、あの気持ちは何だったんだろうと考えながら歩く。


ふと思い出したのが、昔とてもとてもお金が無くて、それでもお酒飲みたいなぁと思い冷蔵庫にあったみりんをロックで飲んだ時の感じかなぁ。

分かってはいたんだ。

みりんはお酒の変わりにはならないって事を。

そんな事を思いだし、その日はちょっといいお酒を買いましたとさ。

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