橋山メイデンさんを暴く！①

そういえば、攻略法にもひっかかったことがあるんですよ。

鈴虫「今回のゲストはよしもとクリエイティブエージェンシーの芸人「メイデン玉砕の橋山メイデン」（編注）さんです。メタル芸人として活躍中ですが、パチンコの腕前もなかなかと聞いています。いつごろから始めたんですか」

橋山「初めて打ったのは初代の牙狼ですね。麻雀やったあとに同期の芸人に誘われたのがきっかけで、3千円で10連したんですよ。これはチョロイなって」

鈴虫「チョロイ？」

橋山「次の日から一人で行くようになって、カド台ばかりずっと打ってたら一週間で大学卒の初任給ぐらい勝ったんですよ。当時は釘とか見てなかったんでマグレですよね」

鈴虫「パチンコってチョロイですね！」

橋山「そこからネットで調べて勉強しましたね。まずは潜伏確変のハイエナから始めました」

鈴虫「いきなりハードルが上がりましたね」

橋山「あとは、まだ釘が見れなかったので、とりあえず千円だけ打ってみて、ボーダーあれば打ってました」

鈴虫「打ち始めたばかりなのにステップアップが早いですよ」

橋山「打ち始めた機種に恵まれていたかもしれませんね。最初に打ちこんだのはエヴァなんですが、エヴァで止め打ちとかを覚えましたね。電サポ中に玉が減るから開放に合わせて打てば減らないんじゃないかって思ったんですよ」

鈴虫「まさか独学ですか？」

橋山「そうですね。そのあとは京楽の仮面ライダーです。ライダーでひねり打ちを学びましたね。ただ、僕は指が太くてハンドルをうまく握れないんですよ。だから、工夫しましたね」

鈴虫「機種の特徴を知るために雑誌とかネットは見なかったんですか？」

橋山「ネットは見てました。ただ、コンビニの雑誌はヒモがかかってるじゃないですか」

鈴虫「立ち読みする気まんまんじゃないですか。今でも新機種が出たらとりあえず打ってみて独学で止め打ちに挑戦するんですか」

橋山「今だとネットに出てるんで、誰かのブログとかを見て参考にしてますね」

鈴虫「おもいっきり人を頼ってるじゃないですか。それでも、かなりガチでやってるほうですよね」

橋山「もちろん、芸人が本業ですけど、バイトはしてないのでパチンコが副業みたいなものです。そういえば昔、攻略法にもひっかかったことがあるんですよ」

鈴虫「それってウソの攻略法ですよ。このタイミングで打てば大当りするとか、何回転から何回転までがゾーンみたいなやつ」

橋山「そうなんですよ。（何やら怪しい手帳のようなものを取り出す）これです、これ」
 

鈴虫「パチンコを打ち始めてどれくらいの時期ですか？」

橋山「半年ぐらいですね」

鈴虫「立ち回りとかにちょうど行き詰ったときですね」

橋山「でも、これに書いてある400回から450回のゾーンを打ってたら偶然勝っちゃったんですよ。ただ、そこから先にもっとすごい攻略法を知るにはお金を払わなきゃいけなかったんでさすがにやめました」

鈴虫「ちょっと、その手帳見せてもらっていいですか」

橋山「どうぞ。これ29,800円しましたから」

鈴虫「読者のみなさんに見せられないのがもったいないぐらいすごいですよ。期待度とか雑誌の切り抜きみたいな普通のことしか書いてないページもあるし、ゾーンとかテキトーなことも書いてる」

橋山「何個入賞させればいいとか、肝心なとこにはモザイクがかかってるんですよ。それを知るにはさらにお金が必要らしいです」

鈴虫「ちなみに、今これを見てどう思いますか」

橋山「恥ずかしいですね。でも、これもいい経験だなって」

鈴虫「しかし、この手帳というか、手のひらサイズのノートはすごいですね。文房具屋に100円ぐらいで打ってるすぐ破れそうな小さなノートですよ」

橋山「写真ではもっと分厚いしっかりした本みたいなやつが送られてくる予定だったんですけど、実際は小さいノートでした」

鈴虫「その時点でもう騙されてるじゃないですか」

橋山「ガセの攻略法はナシですが、ボーダーを追っかけてばかりだと嫌になるときもあるんですよ。だから自分のオカルトとかを探して楽しんでますね」

鈴虫「なるほど。攻略法に引っかかった人の発言は重みが違いますね。では、次回は橋山メイデンさんの立ち回りや素性にもっと深く迫っていくので、次号もお楽しみに」

 

《攻略法は存在しません！》
特殊な遊技方法により、大当りやボーナスなどを誘発する類の攻略法は一切存在しません！
メイデンさんのように騙されてはいけません！ご注意ください！