橋山メイデンさんを暴く！②

～偽の攻略法など、打ち始めのころは様々な経験をして、いまではプロ並みの実力を持つ橋山メイデンさん。上達した過程や現在の目標などを訊いてみた～

鈴虫「橋山さんは思い出の機種とか、好きな機種はあるんですか？」

橋山「カイジ（パチンコ）が好きでしたね。スペックは辛めといわれていて、そのぶん回る台があったんですよ。確変中は玉も増やせましたし」

鈴虫「カイジを打ってるのが似合いますよね。カイジっぽい」

橋山「ネカセが悪い台があるとビルを傾けてやろうとか考えたことはありましたね」

鈴虫「カイジみたく他のギャンブルにはさすがに手を出してませんよね？」

橋山「………僕、メタルが好きで海外にライブなどを観に行くことがあるんですけど、カジノに手を出してしまって」

鈴虫「リアルカイジじゃないですか」

橋山「青天井のギャンブルは怖いですね。パチンコのほうがよほど健全です。ルーレットで勝負したんですが、負けるたびに倍プッシュして気づいたらかなりの額を負けていました。体が『ぐにゃ～』ってなりましたから」

鈴虫「カイジですね。そうなると、なおさらパチンコで頑張らなければいけないじゃないですか。ちなみに、プライベートの収支はどれくらいなんですか？」

橋山「プライベートだけなら平均すると月で主婦のパート代くらいですね」

鈴虫「他に芸人としての仕事があって、どうしても行けない日などを考慮すると十分な額じゃないですか」

橋山「本当はもっと勝ちたいんですよ。さっきもいったように、メタルが大好きで海外のライブなんかに行くとお金がかかるから大変です」

鈴虫「メタルを楽しむためにパチンコを打つと」

橋山「もうひとつ目標があって、メタルパチンコの制作にかかわりたいですね。メタルといえば『6』という数字が有名なんですけど、『666』が止まれば確変とか」

鈴虫「世間では666は通常絵柄ですよ」

橋山「そういうところから認識を変えていきたいですね」

鈴虫「橋山さんは興味を持ったら何でも手を出すタイプなんですね」

橋山「特にギャンブルに関しては基本的にすべて手を出しましたね。競馬、ボート、オートもやりました。オートは元SMAPの森君をとりあえず買いました」

鈴虫「ただのミーハーじゃないですか。ちなみに、カジノにはもう一度チャレンジしてみたいですか？」

橋山「勝負できる資金があればやりたいですね。一度でいいからスロットマシンでジャックポットを引いてみたいです」

鈴虫「数ある中で、なぜパチンコをメインにやっているんですか？」

橋山「勝てるというのが一番の理由ですね。技術を駆使してプラスに持っていったり、勝てる要素が強いのが大きいですね。カジノだと時間が無制限で途中で休めないんですよ。パチンコだったら休憩ができるけど、カジノは休んだ時に賭けときゃよかったみたいなことが起こるじゃないですか」

鈴虫「いや、そこは我慢しましょうよ」

橋山「パチンコの空間に関しては、その空間に慣れてしまったから問題ないんですけど、カジノの雰囲気だけは慣れないですね」

鈴虫「いつかリベンジしましょうよ。ただ、結果によっては大好きなメタルを捨てることになりかねませんが」

橋山「それはきついので、とりあえずメタルと同じく大好きなパチンコで頑張りますよ」




 

私もいろんなギャンブルに手を出すオールラウンドギャンブラーだから、橋山さんの気持ちは痛いほどわかる。私も得意だと思い込んでいるパチスロで少しだけ勝って、競馬やボート、他の趣味などにつぎ込んでいるが、やはり戻るのはパチスロなのだ。
他のギャンブルに手を出さなければ…との思いはあるにせよ、こうやって似たような人、いや、自分以上のクズ全開の人に会うと共感というか、まだまだ自分もいけるような気がするからタチが悪い。

橋山さん、余裕ができたらカジノに行きましょう。人が積み上げてきたものが一瞬で終わる瞬間を見てみたい。

パチ７編集部総括

あれ？これって、「あのときオレはクズだった」だっけ（笑）？

攻略法に引っ掛かった、カジノで爆負けした、いろんなギャンブルに手を出している。
田中氏の代わりにコラム書きますか（笑）？

でもパチンコの立ち回りの話になるとクズっぷりはどこかに消し飛ぶ。
私がニヤニヤしながら「パチンコで勝つために最も重要なコトはなんですか？」と尋ねたところ、

「我慢です」

「良い台がなければ打たない、良い台だと思えば打ち続ける、そういう我慢です」と言い切った。

……ヤダ、格好いい。

「CRぱちんこよしもとタウン」にメイデンさんは登場しない、ということを皆様にお伝えして、今回は締めとさせて頂きます。