例えばこんなlove songを。最終話

見知らぬ街を息を切らせ、携帯を片手に走る。


閉店時間まで残り30分ー




島根県への道は下道しか無く（当時は陸の孤島とも呼ばれていましたね）、184号線をただひたすらに北に走るロングジャーニー。

＊)現在はやまなみ街道（高速道路）が開通し愛媛同様に近い県になりました。



Tへ声をかけるも返事はNO。



車での長距離移動、更に見知らぬ土地。


ひとり旅への踏ん切りがなかなかつけれず、モヤモヤっとした日々を過ごしていました。



そんな中、家族から妹の学生寮の引越しの手伝いを兼ねて一泊二日の島根旅行をしようという提案がありました。


普段はブッチ1確の家族旅行ですが今回は千載一遇のチャンスとばかりに話に乗っかります。



バーサス設置店のP店は出雲市


旅行コースを調整し、家族は出雲市の温泉宿へ宿泊させ、FLEAはP店近くの東横イ◯に部屋を取ります‼︎



が、観光やら温泉宿での夕食やら温泉やらで時間が押してしまい急いで東横にチェックインしホテルを出た頃には…





ー冒頭より

ハアハア…ったく、どこだよ‼︎P店っ‼︎ピー◯ールドの地図じゃあザックバラン過ぎてわかんねーよ‼︎


ハアハア…オェっ‼︎


先ほど食べた蟹とマロニーが胃の中でハードラックとダンスしちまってます⁉︎（鰐淵っ‼︎）



GPS情報は200〜500m付近をずっと示唆しています。





「だれかーっ‼︎だれかP店の場所を教えてくださいっ‼︎」



















あ、あった。（キョトン）

閉店間際でネオンを落としてはいましたが確かにP店。←気付けよっ‼︎


急いで店内へと駆け込み、バーサスのシマへ…






そこには先代（サンダーV）と交互に設置されたお師さん（バーサス）が居ました。
＊)昔はよくこんな設置がしてある店がありましたね…ex.ワイパル ニューパル ワイパル ニューパルみたいなね（笑）



ご尊顔をみた瞬間に当時へと時間が飛び、声すら出ないで立ち尽くす。




なぜか打つ事すらしないでただ、ただ眺めていました。


蛍の光と共に、誰もいないシマをただ眺めただけで退店…


願い、そして求めた出逢いはこうして終わりを告げた…




師匠、今年はね、いっぱい好きな台を打ったんだ。HANABIの野郎めっちゃおもろくなってやがんの。


まだ夢中になれるスロットはあるよ。


こうして続けてこれたのは師匠のおかげさ。


ありがとう。


師匠に贈るlove song
夜空ノムコウ Song by SMAP

0