例えばこんなlove songを。第2話 後編

FLEA「で、先輩。何狙って打てばいいんすかね？」



E先輩「お前青い7、見える？ほら、キラッキラッて。」


FLEA「あーなんとなく…キラッキラッってなってるやつっすよね？」


横からE先輩が体を乗り出して…


ビシっ‼︎（ボタン停止音）



E先輩「な？枠ぶちが銀ラメみたいになっとるじゃろ？で、ようチェリーが落ちるけぇ、コレ狙えばえぇけぇ。」



FLEA「はぁ。で、リーチ目ってどんなんなんすか？」




E先輩「ワイパルに近いかのぅ。BIGの一直線とあとチェリー付きとか…右リールのチェリー付き7とチェリー付き鳥もニューパルと一緒じゃけぇ。」



FLEA「なるほど‼︎」



E先輩「あと、左の上に青い7が止まって、上段に青い7がテンパイしたら2確じゃけぇ。リーチ目よう分からんかったら中リールも青い7狙やぁえぇけぇの。」



FLEA「了解っすー」





コンテストが不評な理由の一つとして、この青7狙いがあります。


コンドルでカリっ‼︎とユーザーのハートを鷲掴みした通称青テンですが、コンテストにおいては青7付近はベルのBADポイントとなっており、狙うのは御法度となっております。




E先輩「おっ‼︎チェリー付きで入った‼︎さっきボーナスの小V型でたけぇそれで入ったんかもなっ‼︎小山もじゃけど入ったり入らんかったりするんよ‼︎」



FLEA「そうなんすね〜、でもなんでE先輩はこの台打ってんすか？」




E先輩「いや、大して勝ったことないけどようけ当たるんよ‼︎欲を出さんかったら一箱さら盛りくらいは持って帰れるけぇ」



FLEA「流石っすね‼︎先輩っ‼︎」



先ほどのボーナスがBIGだった事に上機嫌な先輩は、フリー打ち全開で青7BIGを消化しておりました…


思うに、低い機械割に6枚交換が高交換率であった当時の地元のホール、そして遊戯者レベルを考慮すると…


多分、オール6の投げっぱなしだったんじゃないかと思います。







岡山中央エリアから南エリアへ抜ける途中で迷子になり、その道中の途中で偶然見つけた寂れたパチ屋に昔と変わらずに挑発ポーズのあの子に出逢った。



君の良いとこってさ、そこ（青テン）じゃなかったんだね。
あの時はさ、Eって野郎に騙されちゃってさ（テヘペロっ）。



今なら…今なら君を悦ばせてあげれるよっ‼︎

{Photo01}
＊）REG濃厚目




BB0 RB1の投資20Kでギブアップ。
また来ようにも、いまいち道を思い出せず、結局その1度きりとなってしまいました…



あの時の無念、今はクラコレにて晴らしております。



そんなクランキーコンテストに捧げるlove song


名もなき詩
song by Mr.Children

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