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◯◯とパチスロの奇妙な因果関係 『に』

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◯◯とパチスロの奇妙な因果関係 『に』

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さん
投稿日:2018/03/08 19:19

今回のお題はポリンキーさんからいただいた「ニックネーム」。


Hey!Mick!How are you?
……What?Your name is Nick?…Oh shit! Goddamn! F××k you!







思えば愛称に乏しい人生だった。こう書くと世を儚んで今にも終焉の幕を下ろしてしまいそうに聞こえるが、今日も元気に虚ろな目でパチスロを打っているので安心していただきたい。九州由来の読み方が若干変わった苗字を親から授かった為、捻った渾名よりもそのまま呼ばれる事が小学生の頃より常だった。




周囲の人間には有るのに自分にだけは無いと欲しくて堪らなくなるのが人の哀しい性というもの。何とか自分にも渾名を付けてくれと友人に頼むが、返ってくるのは心底面倒そうな冷ややかな視線のみ。悪い所は頭と顔と性格だけな自分の人生は、渾名と優しくて美人で弟を溺愛している血の繋がらない姉と三代先まで遊んで暮らせるだけの大金さえ有れば、より一層の輝きを増した事だろう。口惜しい事この上無い。




事パチスロにおいて愛称は非常に身近な存在であると言える。下段チェリー付き7図柄が「ゲチェナ」と呼ばれ、レギュラーボーナスが「バケ」と呼ばれて当たり前のように通じてしまう。愛深き故にサンドに万札をぶち込み続ける狂人の遊戯たるパチスロにおいては、愛称を付けるなどということは出会って数分で交わしておくべき友好の義ということであろう。




中でも我々が最も耳にする機会が多い愛称は一体何であろう。ふと考えてみると答えは直ぐにその顔を現した。「クソ台」だ。PVを見てクソ、スペックを見てクソ、導入されてクソ、触らずともクソ、実際打って出なければこれでもかとクソ、偶に出れば引きが良かった自分を持ち上げておいてやはりクソ。クソがクソを呼びクソのゲシュタルト崩壊を起こしそうだ。己が語彙力の低さを世に知らしめて悦に入る癖があるのではないかと疑わんばかりに、世の中はクソにあふれている。台への感想がクソであったことを世間に公表したところで相対的に自分の品性が上がるわけでもあるまいし、いまいち意図が理解しがたい行動ではあるがこれ以上は止めておく。




ここで、世に跳梁跋扈する所謂「クソ台」は本当にクソなのかを考えてみる。腐っても一企業がそれなりの金と時間と労力を掛けて送り出した製品だ。金太郎飴の如く何処を切り取っても駄目ということはあるまい。探しに探せば良い所も、小指の先程は存在していて然るべきだ。ならば、我々が叫ぶ言葉もその方向性を変え得る。失望と憎悪に塗れたクソを垂れ流すよりも、愛と希望に満ちたクソを叫ぼうではないか。




話は変わるが、日本酒の評価は減点法で決まる。理想の味より如何に欠けること無く完成する事が出来たかが総評となる。対して、ワインの評価は加点法だ。そのワインの優れている点・持ち味を褒め称えた後、より評価の高い物が優れているといった具合だ。今日の国際社会において、パチスロも何時迄も減点法で良いのであろうか。決して戻らない過ぎ去りし時に縋り付く事は、今を楽しむ事を忘れてまですべき事なのだろうか。否、断じて否である。





他と比べ劣っている点をこれでもかとタコ殴りにするのではなく、一つでも光り輝く個性を見つけ出し褒め称える。「50年に1度の傑作」「爽やかな初当たりと芳醇な特化ゾーンが調和した台」「過去10年で最高と言われた前作を上回る台」など、ボジョレー宛らの大風呂敷を広げる評価が溢れれば、世界はもっと優しくなる。「台の脇に鎮座するフィギュアがプレイヤーの心を癒す近年にない出来栄え」や「奇怪なゲーム性と崩壊しつつある通常時の演出が心に火を付ける」なんてのも良い。おっと、◯商事とニュー◯ンの悪口はそこまでだ。彼らはヒト味違う発想であそびに真面目だっただけだ。






誰もが気軽に情報を発信出来る時代になり、見たくもない評価が簡単に目に入ってしまう時代になった。しかしたとえ他人がどう思おうが、何処かの誰かがクソ台と叫んだから、右へ倣えでクソ呼ばわりする必要など微塵も無い。打ちたいから打って、好きだから打ち込んで、そうして心を通わせた先に、自分だけの愛称を付ければ良い。





「◯◯は『最高に面白いクソ台』だ。俺は其れを知っている。」
そう声高らかに主張しよう。



広い日本、きっと何処かに同志がいる。

































今年もこの時期になりましたね。そう、花粉の季節です。それはさておきお題募集中です。お題を下さった皆様に、安らかな春のひと時が訪れるよう願っておきます。次回は「ぬ」から始まる言葉で。

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さんの

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