部長不在のダンバ部～新入部員のぶねこ君

私もイライラすることがあり、ストレスがたまったりします。


え？そんな丸眼鏡してるくせにって？

関係ないわ！

んで、仕事帰りにストレスを発散させるために脳内から発された指令。


「ダンバインを打て」


その電気信号は脳から全身に回り、生体電気が糞ホールへと向かうよう足の筋肉に流れた。


普段いかない糞ホール。


ダンバインはあるんだ。


ミドルは…空いてない。

甘ならあいてる！
よかった！逆によかった！

ダンバイン打つだけなら甘で充分！
もちあわせもそんなないし！！

したらさすが甘だよね。
赤保留、ビルバインリーチがバンバンくる。

バンバン。

気づいたら200はまり。

300近くで当たるも単発。
逆にフラストレーションがたまったのが昨日。

だめだ。ストレスがマッハだ。

今日はダンバイン、しかもミドルを打つしかない。

あ、もう、ダンバインを打つしかないじゃない。


なんで言い直した？


新宿の聖地に赴くことに。


残念ながらとよぴ～部長はこれないため、代わりにホールの状況を調査することに。


12時半に飯食ってからいこうと池くんと約束していたが、早目についたので先に打ち始める。


裏切りの代償は挨拶がわりの15000円負け。


しかし、何台か打ち、最終的に落ち着いた台は1kで最低でも21回は回る台。終日これは変わらなかった。


池くんと飯をたべ、お金を下ろし、出てもいないのに食事休憩にした台に戻る。

池くんは右に座る。


250ほど回したとこで当たる。単発。
440ほど回してまた当たる。単発。

今日は、なんというか「熱い」演出がことごとく外れる日だった。

僕も池くんも、キリンがわりとくるのに当たらない。

途中で一旦池くんは甘バインに。

一人になり、激アツをひたすらはずすが、回るためストレスがない。楽しいし。


しかし、気づけば投資は45000円。

頼みの南無三予告も、対した演出もなく、白バストール、白ボタン。



「落ちろよおおおおおお！」



ケツが浮いた。


比喩ではない。まじで浮いた。



しかも初のST！！やった！

しかも20連して14500発！！

一気にまくったぜー！！


池くんの様子を見に行くと…。


「あ！ポリひゃ～ん！」

ダンバイン初体験のパチ7漫画家、のぶねこだ。

本日のゲストオーラバトラーはのぶねこさんです。


池くんも甘バインで出玉を作ってた。

「となりあいたらミドル戻りますよ」


よし。回るからこの出玉をさらに増やすぞ。


しかし楽しいし。すげー回る。

3箱使ってないのに500回も回るもん。


！？


はまってる！

はまっている！！

左側にきた池くんもどんどん出玉が消える。
でても単発。

極めつけに16回転の間にキリンフラッシュ、キリンチャンスと立て続けに外す。

何がきたら当たるの？？


絶対当たる演出ってないのかよ！？


二人でむせび泣いていると、右となりに甘パチで出た一箱を持ってのぶねこがきた。

「いやー！ダンバインたのしいっすね！」


部長。また一人ダンバインファンを作りましたよ。

そうだ。部長に変わって僕がダンバインの楽しさを教えてあげなくては…。


座って10回転もしないうちに、のぶねこの台に閃光が走る。

「き！キリンフラッシュだ！キリンフラッシュ！」

はしゃぐ俺。しかし。しかしだ。

きちんと教えてあげなければならない。


ダンバインに確定なんかない。

いかなる激アツも外れることがあるのだ。

部長になりかわり教えなければ。

「キリンは熱いけど、今日池くんも俺もはずしてるから、過度な期待は…」


「落ちろよおおおおおお！！！」


あたるぅ～♪


当たるんだわ！



しかし無念の青図柄。


シゴオワのゆうきさんも駆けつけ四人でならび打ち。
時短抜けて2回転目のぶねこ台にまたしても熱い演出が。

ビルバイン系リーチ。

まあ熱いことは熱いが、期待を持たせてはならない。
ダンバインに確定なんかない。

対戦相手はしかもレプラカーンだし。

文字の色は、白…。


じゃ、ない…？





レ…。



レインボー！？？？？


初めて見た。


ダンバインにも確定演出、ある。


そうだ！教えなきゃ！


「ST入るから、1個目の保留でヘソ落ちしないように、もう右打ちして！」


※ダンバインのSTは確率が32分の1のため、初当たりの1回転目のヘソ保留で当たりやすく、せっかくのSTが2分の1で落ちてしまう。
それを避けるために電チュー扱いの入賞口が右にあるので、初当たりのラウンド中になんとかねじこみたいのだ。

…入った！オッケー！


部長、ちゃんと教えましたよ！


そしてのぶねこは19連し、12000発オーバーを叩き出す。天才かよ！


これでしばらく持ち玉で遊べるでしょ。
6箱はなくならないだろ。うん。



あれ？




俺の6箱、どこいった？？？

{Photo01}

気づいたら7箱半あった出玉が残り一箱に。


こうなったら1000まではめてやる！


と思った矢先に、また白ボタンで当たり、ケツが物理的に浮いた！

しかもSTに入る！


「よっしゃー！こっから７箱だすぜー！！」


…あ、はしゃいでたから右打ち遅れた！
やばい！ヘソ落ちしちゃうしちゃう！あっ。


間に合わず。

のぶ「入らなかったっすね…！」
わし「まあ一回転目に当たらなければいいだけだかr

「落ちろよおおおおおおおおおおおおお！」

一回転目にきたああああああ！


椅子からガチで滑り落ちるポリンキー

「ヘソで！きひゃらなちはほはりゆ！！」

画面に現れたのは…。





333！


セーフ！！(4ラウンドになるけど)


「よかった！ほんとによかった！よかったああああああ」とかなりのボリュームで叫んだわたし。

受験に受かったくらいの「よかった」連呼だ。


そして、次の大当たりは777。12ラウンド。

「のぶちゃん…。よかったよ、ほんと怖かったよ…。」



前回、ダンバインで爆連した時にわかったこと。
ST中は一回転一回転気合いを入れ、ねじ伏せてやることが大事。気を抜いたらいけないのだ。



この時すでに、感情のジェットコースターの起伏に疲れ、胃も痛くなっていた僕に気合いは残っていなかった。


さきほどの12ラウンドを最後に、駆け抜け。


1000近くはまり、やっと手にしたSTをヘソで当て、2分の1で回避した連チャンは3連で終わり。


45000円の投資はそのまま負債になった。

ただ、回ったから楽しかったし、なにより初打ちののぶちゃんが楽しんでくれたのでよかった。

聖地もまだまだ戦える台もありましたし、部長、私、責務は果たせましたよね？

名誉の戦死、とでもいいましょうか。


初めて打ったダンバイン、初めて食べたねぎしの牛タン(終わったあと行った)。

忙しかったため、ひさびさに他人と楽しく過ごせた今日をのぶちゃんが喜んでたのでまあ、よかったかな…。


しかし、今日は疲れた…。


ダンバインは超楽しい。



でもしばらくいいです…。

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