初めてのパチンコ　～実践編2～

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の続きです。今日も今日とて、熱を持って記して行くから、
しっかりついてくるんだぜ！スピードの向こう側ってヤツへよぉ！





｢おいＳよ！コレなんだよ！？」


そーいえば、ルールをよく知らない。パチンコって、どうなったらいいんだ？

とりあえずココに玉が入って、ＴＶが動いて・・・
数字とか・・　絵柄が・・　揃や、良いんだよな？

ってこたぁ、どうやったら揃うの？　揃ったら店員さんが１万円くれるの？

良く・・・わからん・・・。



｢まぁやってりゃわかるからよ！」


多分Ｓも、あんまり良く知らない。Ｓは二枚目の５００円を投入した。

（もう１０００円かよ！まだ５分とかじゃね？おいおいおい大丈夫なのかよ！）

いやしかし、Ｓは平然としている。こんなもんなんだ。
ビビってるのを悟られたら負けだ！それだけは駄目だ！

二枚目の５００円を投入。少ない・・。いやもうソレ言うな。これが１万円になるんじゃ！

「数字が揃わなかった時」の事なんて１ミリも考えていなかった。
そんな冷静な事を考えれる頭を持っていれば、ココには僕は居ない。

リーチってヤツにはなるが、すぐ外れる。

三枚目・・・　四枚目・・　投入される５００円・・・。



｢よっしゃ！すーぱーじゃ！」



Ｓの台を見る。おぉ！なんだこれは！源さんがユンボ（※１）に乗っとる！

ユンボで絵柄を持ち上げとる！凄い！これは確かにスーパーじゃ！
これか！これで揃うんか！凄いぞＳ！やっぱりお前がナンバー１だ！






｢めんぼくねぇ～！」　←源さん





｢マジかよぉー」　←Ｓ





｢は？」　←俺



え？外れんのアレ？　なんで？スーパーだろ？
マジかよなんだよソレ・・・。もうわけわかんねーよ・・。


５枚目の５００円・・　もういいや・・　一枚は残して帰ってもいいかなぁ。
もうやめよーぜって言おう。　ワイには、パチンコは早かったんや・・・・。


その時だった。　


源さんが炎を纏い、絵柄が三つ揃ったまんま、くるくる回ってるのを確認したのは。


ぴぴるぴぴるぴぴるぴぴる～♬

｢Sよ！これは！」

｢知らん！！こりゃなんならー！！」








｢ヤッタァ！」　←台の声








・・・？　　７だ！７が揃ったーーーーーーー！！



うぉー！　揃ったー！　やったー！　これで１万円じゃー！
ほれ！店員！　当たったで！　１万円はよ持って来い！



興奮である。初めての大当たり。



そして人生初の大連チャンがここから始まる。
しかしこの時は、まだそれを知る由は無い。





---次回！初めてのパチンコ編完結！　続きをマテ！---



※１ユンボ　【ゆんぼ】　クレーンリーチの事ですね。なぜかこの時はユンボに乗っていると思ってました。

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