閑話休題〜お題に乗っかり5

吉宗
A-711ST 2003年 大都技研よりデビュー


吉宗の衝撃は相当なものでした。


小役ゲーム中での7揃いで711枚のおかわり（W揃いなら2回）、更にjacハズレや純粋なボーナスパンク、小役ゲームでの純ハズレやjacゲームでの押し順当てでもお代わり（お代わりリミット5回）と、1BIGにありったけの夢を詰め込んだ台でした。


その分、STの最深部は1921Gと深くそこでRBを引いた時の絶望たるや…


10万勝ちも10万負けもざらにある…っ‼︎


そんなノルソル的な台を世のギャンブラーが見逃す理由は無く、一代ムーブメントを起こします。



そのムーブメントにFLEA、そして友人Hも乗っかります…




この度ご紹介する友人Hは、FLEAの幼馴染みで、これと決めたら何があろうと己の信念に基づき一台で粘り倒す豪腕スロッターです。



ただ、この吉宗
既出の通り深い天井、更にST解除の濃いゾーンがあり、ガチで打ち通すには余りにも恐ろしい台。
（確かクズプロ田中氏も設定6で10万両オーバーの負けを喫していましたね）


吉宗との付き合い方としては朝のリセット狙いから宵越し、はたまたゾーン狙いを駆使したヒット＆アウェイ戦法が良いとされていましたから友人Hにしてみればかなりの強敵（とも）であると推測されました。


おせっかいなFの助言を物ともせず、己の信念を貫き一台に全ツする様はまさに平成の傾き者っ‼︎



F:傾くなら傾き通せっ‼︎（きりっ‼︎）






が、意外に吉宗の戦績がよろしいH（あれ⁉︎）。



H「え？勝ってる理由？高設定を打つ事かな。高設定なら浮き沈みもマイルド出しね。ハイエナ⁉︎そんな女々しい事できるかよっ‼︎俺が勝ち方教えてやるよ‼︎」



後日Hのマイホに並び吉宗を打つFとH。
シブい展開から怒涛の1G連の偏りで逆転勝利を納めたHの横でREGに偏る展開の悪さで10万両負けを喫したF…



帰りの車中

H「今日の俺の吉宗、奇数やったな‼︎多分5じゃな。よう鳴ったもん。Fの吉宗は偶数やな。設定2よ‼︎鳴らんかったやろ？吉宗は奇数狙いよ、奇数っ‼︎」

F「………………そう。」




吉宗のBIG中に設定差は無く（当然ですがそこに偶数奇数の差は皆無）、鳴る鳴らないはただのオカルト…


そう、Hは重度のオカルターだったのです‼︎



12年後…




H「牙狼黄金はST抜けてから2箱入れて引き戻す台は爆発するねっ‼︎」





F「お、おう…」



あいもかわらずオカルトで勝ち続けていたりします（白目）。

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