賭場の倫理と私の感情

１８歳に満たない頃の自分の話をしようと思う。

当時の自分の趣味は漫画だった
「ガロ」というサブカル漫画雑誌が愛読書
近場の豊橋競輪場にもよく行った
現在の特別観覧席ができる前のそれは、客層も含めて、綺麗とは言い難い場所だった

サブカル好きの当時の私はそこがとても心地よかった

ポプテピピックで登場したサブカルクソ女。こんな感じ。
Vtuberでいえば月ノ美兎さん。声優でいえば、上坂すみれさん。
ぱちライターでいえばヒロシヤングさん。
当時の自分。というか、いまの自分も当てはまるのかもしれない。
自分の知識量は、ヒロシヤングさんの１万分の一にも満たない自信はあるが。

これ以上サブカルの話をすると、
みうらじゅんさんがサブカルジェッターとしてやってきそうなのでやめておく

競輪場といういわゆる賭場を目にした自分。
毎日のように来ては選手に罵声を浴びせる客
そこには、決して選手を励ますつもりはない。
というより、自分の買った車券、そのとうりに決まるように叫ぶだけ
全くもって、自分勝手なものである

さて、博打。その本質は、未来予想にある。
目の前にあるいくつかの選択肢のうち、未来予想して選択する行為。
競輪は人が走る。感情がそこにある。
自分の車券が、自分の罵声によって当たるかもしれないし、外れるかもしれない。
未来の捻じ曲げ、それが罵声に当たる。

天気予想が博打のネタとしてちょうど良い。
過去のデータと今の状態は十分拾える。知識もあれば十分予想できる。
しかし、外れることもある。
過ぎ去ってしまえば、なんであんな予想をしただろうと思う事もある。
博打とは、その心理をひたすらに繰り返す。

至る結論は
所詮は未来の事。絶対当たる予想はできない。

賭場はコミュニティでもある。一人ではできない。
なんらかの予想が当たったとして、右のポケットから左のポケットにお金を移動させても
特に意味はない。
なんらかの予想が当たったとして、他人のポケットのお金を自分のポケットに入れて
それがお互いの合意の上で、意味を持つ。
賭場の倫理として、敗者は耐え難きを耐えなければならない。
賭博は勝ってる人を讃える傾向がある。博打を知らない人はその傾向が強い。
だけども、負けた時の身の振り方も重要ポイントである。
博打打ちはいろいろ言われる事多いけど、結局は孤独と収入の不安がつきまとう
だいたいの人は食えなくなる覚悟ができていて、ある程度のところで身を引くことが多い

ぱちんこは所詮サブカル。わかる人だけわかればいい。
だけども、わからない人をおいて行くわけにはいかない世の中。世知辛い。
世知辛い世の中も、分かり合えるコミュニティでぱちんこトークでも洒落込もう。
それには、パチ７がある。文章や漫画をかいて、クオカードがもらえるかも。
楽しいな。きっと、楽しいよ。あって、よかった、パチ７。

パチ７自由帳コンテスト。
http://pachiseven.jp/articles/detail/5372
非常に興味深い企画である。
ぱちんこ、パチスロというカルチャーに魅せられた人々の、本気の作品が集まる場所。
それは、否定から入っても、肯定から入っても、俯瞰から入っても、興味から入っても良い

自分は投稿するような独自の面白いコンテンツを持ち合わせちゃいねぇ。
だけどよぉ。
全ての作品に目を通すってことはできるんだ。
自分の文章の参考にしてぇんだ。

パチ７自由帳コンテストに参加される方全員に、精一杯のエールを送る。

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