夏の終り

懐かしい友人達に会ってきた。
いちばん最近会った奴でも7年前。

いちばん古かったのは11年前。

そんなかで今月、結婚するのがいるんで、ちょいと仲間内でのミーティング。

からの飲み。

まぁ、私もそうなんだけど皆、同様に歳を重ねている訳で、みんなオッサンに拍車がかかっていた。というか、まごうことなきオッサンに変容していた。

昔…いわゆる20代の頃はみんな酒豪だったので、飲むペースは速いわ、量はいくわ、チャンポンだわ、だけど朝まで飲むわで、それはそれはロケンロールな毎日だった。

それが、ちょいと10年ちょい重ねただけで全員、ビール一杯飲むのにやたら溜めるわ、すぐ息が上がるわ、加齢臭は充満するわ、各々の最近、体のどこが痛いだわで、それはそれは四畳半フォークな雰囲気だった。


なんなんだろうか、あの身体ガタ来てます自慢は。

自慢とかじゃないんだろうけど、歳を重ねたら節々の一つでも痛めてないと大人じゃないみたいな感じ。

いや、今この読んでも何の得にもならない、ともすれば時給にすれば200円くらいは損してるのかもしれない私の本当に恐ろしくパチンコと関係ないコラムを読んでくれているあなた。

そういうの、どうやらあるんですよ。

女性の方やヤングさんにはピンとこないかもしれませんけどね、あるんすよ。

まぁ、ガールズトークみたいなのがあるようにオッサンにもあるんですよ。

だいたい、「いかに俺は疲れてるのか。」みたいな話が延々と続くんす。

んで、「あぁ、わかるわかる。」みたいな。

そんな飲み会。

楽しい訳がないですよ。


まぁ、でも酒飲んで馬鹿話してひたすら笑うってのだけが飲みではないので、それもまたあり。

うん、なんだかしんみりした会でした。

とは言え、まったりゆったり飲みながら各々の現状なんぞ話しての隣のテーブルで特盛りの唐揚げとフライドポテトを馬鹿食いしている学生グループを羨望の眼差しで見ながら酒盗をちまちま舐めていたそんなおっさんの夏の終りの話でした。

本当に今回もパチンコ関係ねぇ！

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