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依存と依存症

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依存と依存症

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さん
投稿日:2017/07/30 13:41

パチンコ依存症って何じゃらホイ?

私自身、その自覚症状はあるものの定義はサッパリわかりません。それならばまず、言葉の意味から調べてみましょうか。

【依存】…他に頼って存在、または生活すること。

ふむ。

パチンコに頼って生活している、という自覚はありませんので私の場合は『パチンコ依存』ではなさそうですね。
では、依存症の場合はどうでしょうか?

【依存症】…ある物事に依存し、それがないと身体的・精神的な平常を保てなくなる状態。

あ、これだと自覚症状がありますね。
パチンコ店に1週間も入店しないと気持ちが沈んできて、パチンコ・パチスロ以外のことが考えられなくなってイライラしちゃう私、完全に依存症じゃないですか!! 
仕事中にも常に予告音が脳内に鳴り響いて、強カットインの画像を思い浮かべて居ても立っても居られなくなる、そんな私は間違いなく依存症!!

依存症の『症』は『症状』という意味ですから、ついでに調べましょうか。

【症状】…病気や怪我の状態。病気などによる肉体的、精神的な異状。

……なるほど。
つまりパチンコ依存症とは、『パチンコ・パチスロが無いと精神的な平常を保てなくなる病気の状態』ということですな。
うん、病気である以上は意思ではなく、医師が必要な状態ということなのでしょう。


確かに自身を振り返っても、こりゃ病気だわと自覚することは多々ございます。
使ってはいけない、そう頭では理解しているハズのお金を罪悪感を覚えつつもサンドに投入。
10万円以上も失った後で「ま、それだけ負けるお金があるだけ良いじゃん」とか言われても、そのお金の本当の出所なんて誰にも言えない、言いたくない。
本当のことを言ったら軽蔑されそうで、周りから人が離れてしまいそうで、怖くて誰にも言えない。
何度も何度も「明日こそはパチンコ屋へ行かない!」と固く決意しても、次の日の朝には溜息をつきながらパチ屋の自動ドアをくぐって、一縷の望みを託す。

……数時間後、激しい自己嫌悪に陥りながら、残り数百円で給料日までの数週間をどうやって乗り切ろうか、そのことだけを必死になって考える。こんな生活が毎月、当たり前のように繰り返してもパチンコ・パチスロをヤメたいとは思わない。が、「もう、死にたいなぁ」とは毎日のように考える。

では、どうすればいいのかと問われれば答えはただひとつ。
パチンコ依存症という病気への対処法は『パチンコを打てなくなること』だけでございます。

出玉をいくら規制しても、既に依存症の私にとっては何の影響も無い話ですからね。
依存症はパチンコ・パチスロを打つことで『精神的な平常を取り戻せる』のですから、機械のスペックはレートは一切関係ありません。財布の中に千円しか無くても低貸しの遊パチを打つ、そういった日常を過ごしているのですから。アルコール依存症対策として飲食店や酒屋で提供する酒のアルコール度数を減らしましょう、そんなもしもの話と同じぐらい、普通の人にとっては迷惑な話ですよ。

とはいえ、依存症患者をこれ以上増加させないためにはいくらかの効果はあるでしょうね。「大勝ちした記憶が忘れられない」という理由でパチンコ・パチスロをヤメられなくなった人が減る、それだけでも依存症対策と呼べるはずですから、規制そのものは否定しません。

では現在、依存症とされる人たちを救うにはどうすべきなのか?
それにはさきほど申し上げた通り「パチンコを打てなくする」しかありません。
自販機でタバコを購入するために必要な『タスポ』のような成人識別カード。月の投資額や収支がホールの入店時に確認・判別できるようなシステムを導入することによって、「アナタハ今月、モウ入店デキマセン」と表示されて自動ドアが開かない、強制的にパチンコを打てない状況を作り出すしかないでしょうね。

が、私はそんな未来など望んではいません。

出来ることならメーカーから出てくる遊技台ではなく、ホールへの規制によって依存症対策を図って欲しいんですよね。
わかりやすく言うと、機械のスペックではなく遊技環境の改善です。
機械の改善を促すとすれば「出率が100%以下の機械は保通協の検査をクリアしない」という点でしょうかね。

もちろん、そうなるとホールが営業は極めて困難なものになりますので、

①交換率は40玉、7枚交換以下とする
②貯玉・貯メダルによる再プレイ制度を廃止する
③出玉を持っての台移動・出玉共有は禁止とする

といったルールを設けたいですね。
そう、20年以上前はごく一般的だった営業ルールを復活させるのです。

一度は廃れた、いや、時代と共に本来の意味を忘れられたこの『ホールがお客様に楽しんでもらえる調整を可能とするためのルール』に、一回交換や定量制が加われば言うことナシ。
この若い世代のホール関係者からは出てこない発想、年配の幹部層からは客離れを懸念して踏み込めない低交換、高割数の営業を行うことによって、ホールはようやくお客さんにパチンコ・パチスロ本来の遊技性、大勝ちの機会は極めて減るものの、負ける頻度も減るという、ギャンブル性を抑えた庶民の娯楽の称号を取り戻せるのではないでしょうかね。


パチンコ依存症は、負け続けてもヤメられないのが恐ろしいのです。
ならばせめて、その負けは緩やかなものであって欲しいのです、私は。
遊技人口に歯止めをかけるため、以前のユーザーが回帰しやすいような環境に。
たとえパチンコ・パチスロをギャンブルと捉えているヘビーユーザーの足が遠のいたとしても、私はパチンコ・パチスロを娯楽として捉え、演出や出目に一喜一憂しながら長く遊べる環境作りを業界全体、特にホールに対しては強く望んでいるのです。

昔は良かった、という年寄りの戯言ではなく、過剰な時代を経て業界全体の金銭感覚がおかしくなった結果、パチンコ依存症が問題として浮かび上がってきた。
私は、そんなふうに感じるのです。
異常者のひとりとして、せめて正常な感覚を取り戻したい、健全な遊技と向き合いたいと願いながら今も、そしてこれからもパチンコ・パチスロと共に生き、そして数多くの楽しい記憶を思い浮かべながら朽ち果てていきたいと願っているのであります。

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さんの

※本記事はユーザー投稿コンテンツです。

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