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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

2016.03.15

手順(打ち方)作りの基本

佐々木真 佐々木真   パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

先週は、アクロスのAプロジェクトとなる『ゲッターマウス』を試打してきました。いや、楽しかった。ノーマル好きのリーチ目・手順マニアの方々は、自分で調べるのがお好きなことでしょう。ええ、ネタバレしないよう書きません。

それ以外の部分をぶっちゃけますと、今後のAプロジェクトを心配したくなりました。ボーナス確率の軽さ・出玉率のアマさ・スイカが1枚で取りこぼしも怖くない・ボーナス中の技術介入も敷居が低い……スペックが100点満点すぎまして。同じものを作りたくないというくらい気概のある開発陣に見えるので、ここからさらに良くするのは容易ではないと感じてしまうからです。これで、何機種か作っていただきたいわ〜。

打つ前にわかることだけでも、それくらいの高評価。打った後も、評価の高さは変わっておりません(笑)。


なんて、1996年の初代から打ち込んだロートル全開のオッサンモードとなっておりますが、『ハナビ』でノーマルタイプを再発見された方も多いことでしょう。その経験則は、知らないうちに身に染み付いているかと思います。大量リーチ目タイプも、最初に止めるリールの押し位置を固定すれば、覚えるリーチ目は少なくて済む。それでいて、意外性のある出目を楽しむこともできる。ま、意外性云々はアクロスならではというところはありますけど。

では、まずどこを押すのか?

ネタバレしないよう『ゲッターマウス』を題材にはしませんが、今回は“手順作り”を少し語ってみたいと思います。

 

リーチ目は消去法で探そう

1)なるべく小役を取りこぼさない
2)ボーナスの成立を察知しやすい

どのような手順でもハズせない手順作りのコンセプトは、この2つです。いや、敢えて……という超マニアックな方は、基本をご理解のことだと思うので、口を挟まないでください(笑)。

どちらも、無駄なコインロスを避けるのが狙いです。取りこぼすかもしれない小役を獲得したコインで、当たりを抽選するチャンスを増やす。ボーナス成立後に回すゲームでは、ボーナスを抽選してくれないのも同様。このような技術介入が、パチスロに求められるゲーム性です。現に完全適当打ちOK(SINなどちょっとしたものがあれば大丈夫なようですが)の機種は、型式試験に適合しません。


ボーナス察知については、ボーナスなしの機種もあるようにかなり異なります。最近では『マジカルハロウィン5』あたりもそうですが、演出メインの機種であれば、リーチ目が出にくかったりも。特に有効ラインが1ラインの機種はその傾向が出てきます。有効ラインを確認するだけで、ちょっとした情報が得られますね。

Aプロジェクトや、山佐の『ニューパルサー』シリーズのような大量リーチ目タイプは、確かに昔の機種を打っていたほうが有利かもしれません。ただ、その知識よりも“リーチ目を探すコツ”を知っているのが大きいかと。これも実は簡単なこと。押す位置を固定して、ハズレで止まる出目だけ覚えていくのです。普段なかなか見ない出目は、リーチ目か1枚役こぼしなどを使ったアツい目。もしくは、その押し順では絶対に出ない目です(笑)。

大量リーチ目タイプの機種で、リーチ目探す時は消去法。これを理解するだけでかなり変わります。しかし、このような機種以外は、リーチ目があるかは押してみないとわかりません。なので、まずは小役を獲得することが優先順位の1位となるわけです。

 

4コマまでしかスベらない

押した位置から4コマしかスベってくれない。これが、手順を作成する時の基本となります。それ以上スベった場合は、演出用の疑似リールでなければ、フリーズを使ったリール演出です。それでもなければ、非合法機です。打ちに行きますので、こっそり教えてください(笑)。

どこを押せば、何の小役が揃ってくれるのか。必ず必要となるのが、役構成とリール配列です。今は、有効ラインが1ラインで、見た目上ではない実際の小役がかなり複雑な機種も多いです。いきなり、そのような機種で手順作りをするのは難しいので、前回も登場した『アイムジャグラー』に登場してもらいましょう。

 

リール配列

役構成

有効ライン

左リールのみ停止すればOKとなる1リール確定小役のチェリー。まずは、これをどこに押せば揃ってくれるのか確認してみましょう。コツはありません。私だって今でも、押すコマの位置から「いち、に、さん、よん」とリール配列表の上で指をズラして確認しています。

1番のブドウを上段に押すとして、そこから上に4コマ数えてみましょう。ちょうど上段に5番のチェリーがきます。このチェリーは下段に押しても当然OKですよね。わかりやすく下段基準にすると、20番の赤7下段から5番のチェリー下段まで7コマの余裕があることがわかります。14番のチェリーもまったく同様に7コマ余裕です。リールは全部で21コマなので、適当打ちでも2/3で揃ってくれることになります。

ブドウはどうでしょう。どのリールも4コマスベリで必ず出現するように配置されています。現行の5号機では取りこぼすことがないので、安心してください。レア小役も同様の作業をしますが、こちらは1つずつしかありません。ココを押して4コマスベっても……あ、このレア小役には届かないか。どの機種も、そんな確認の繰り返しです。

このベルとピエロのように左リールで同時にフォローすることは不可能という場合は、変則押しを視野に入れることとなります。いや、左リールから押す順押しでは、まったくボーナス察知できないという場合も、いろいろ探しますけどね。その変則押しの作成は、基本をより深く理解してからのこと。まずは、順押し手順をもう少し考えましょう。

 

少しでも可能性を残そう!

『アイムジャグラー』系は、ベルもピエロも確率は低いことがわかっているので、全小役を獲得できるものの手間がかかる変則押し手順ではなく、順押しチェリー狙い程度で効率を重視して構わないとされています。

しかし、小役狙いのコンセプトの第1位“なるべく小役を取りこぼさない”を理解した後ではどうでしょう。

私は、上にベルがある20番の赤7を枠下か下段に押して、ハサミ打ちをしています。ハサミ打ちしているのは、右リールではベルを取りこぼさないから。また、下段ベル(枠下赤7)停止時は、ベルがテンパイした際にブドウもリプレイもテンパイしないので、目押し機会も減らせます。中リールにベルを狙う瞬間は、ベルが濃厚な状態(実際はピエロこぼしでも停止しますけどね)としたいところ。まあ、これは目押しができる人間の発想かもしれませんけどね。

ちなみに、ピエロのほうは、同じ確率のクセに払い出し枚数も少なく。中リールに1つで、右リールも取りこぼしポイントがあるので、こちらを優先するのはナシですな。


そこで、皆さんもベルだけ可能性を残してみませんか?

中リールのベルなんか見えなくて構いません。中リールのベルを狙わないならば、ハズレでもベルがテンパイしてしまう下段赤7停止でも大丈夫。このベルが枠内に止まっている段階で、揃ってくれる可能性は残されます。これで効率は落ちますか? 左リール上段にBARを狙うのも、下段に赤7を狙うのもそれほど変わらないでしょう。

どちらの赤7か識別できない。それでも構いません。上段にBARを押し続ける限り、目押しを失敗しなければベルもピエロも揃いません。しかし、下段に赤7を押して順押しすれば、ベルが揃う確率は正解の赤7を押せるかを含めて、成立時の約1/4で揃ってくれます。


……とね、リール配列を理解していれば、狙い方は変わってくるものなんです。チェリー狙いくらいでOKも、全役奪取できる変則押しも。ほかの誰かが作ってくれたものです。まずリール配列と役構成。そして、小役が揃う可能性を削らないという必須コンセプトさえ理解していれば、自分に合ったオリジナル手順を作ることも可能なんです。パチスロは、ベスト手順を正確に実行できるかを競うものではありません。その打ち手にとって、ベターな選択を模索できるのも楽しいところではないでしょうか。

今回紹介したベルだけ可能性を残す手順も同様です。私は趣向が合っているからやっていますが、チェリーを取りこぼすリスクが上がってしまう方もいることでしょう。赤7が中段にばかり止まるようなら、無理をせずBAR狙いが良いかと思います。それが、アナタのオリジナル手順ということです。結果、普通の手順になってしまってもね。


ということで、次回はよりオリジナル感が増す変則押しの手順作りを考察します。基本は同じですが、ちょっとしたコツがありまして。ちなみに『ゲッターマウス』で変則押しする予定はまったくございません。順押しとハサミ打ちだけで十二分に楽しそうです(笑)。
 

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佐々木真
代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。

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