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あのときオレはクズだった~田中の回胴回顧録~

あのときオレはクズだった~田中の回胴回顧録~

2015.12.11

あのときオレはクズだった 第43回 ~第2部ガイド~

田中(クズプロ田中→クズ田中→田中) 田中(クズプロ田中→クズ田中→田中)   あのときオレはクズだった~田中の回胴回顧録~


西アフリカの地で見つけた、黄金に輝く宝物


 日本のパスポートはほとんどの国に査証なしで入れる最強のパスポートと呼ばれているが、ガーナに入るには事前にビザの取得を済ませておく必要がある。実は、フィリピン留学の直後にマレーシア経由でインドへ行き、インドのガーナ大使館でビザを取得。そのままエミレーツ航空のドバイ経由便でガーナへ向かう予定だったのだけど、黄熱病の予防接種までわざわざ受けてビザ申請したにもかかわらず理由も告げられぬまま大使館に却下されてしまったため、そこから予定を変更して東南アジアを一周。その後、日本に一時帰国して、在日ガーナ大使館にてビザを取得したのだった。


 途中、面倒になって、もう行くのを辞めてしまおうかとも考えたが、いままで誰もきたことがないというその言葉と、ガーナ人と一緒に金を掘ることができるというわくわくワードが頭から離れず、結局はビザを取得。その後、まだ復興のさなかだった東日本大震災の被災地に10日ほど泊まり込みでボランティアへ行ったのち、ガーナに向けて飛び立つことになった。


 どういったルートでガーナに行こうかなと調べていると、イタリアのローマからガーナへ入るルートが安いことを発見。だったらいっそのこと、採用試験に落ちたドイツの世界平和村も訪問してしまおうということで、旅のルートはフィリピン→タイ→ドイツ→スイス→イタリア→ガーナに決定した。バックパックひとつ背負うだけの気楽な一人旅で初めてのヨーロッパを堪能して、2011年の9月。ついに、西アフリカはガーナの地に降り立つことになったわけだ。


 初めて降り立ったアフリカの大地は、圧巻だった。よく、アフリカを表す言葉に「赤い大地」という言葉を耳にするが、その大地は本当に燃えるように赤く、また、空が驚くほど大きく見える。まさにダイナミックを絵にかいたような風景。地球に生きていることを実感した瞬間だった。


 本当にきたのかと驚く親方の家に荷物を置いて、翌日は近所を散策。舗装された道路なんてまったくない道を歩き回り、市場を散策して、現地の食事を楽しんで、さあ、いよいよ明日からは金掘りだと意気込んでいたのだけど、いざ金掘りのことを切り出してみると、親方は渋い顔をしてこう言った。


 田中くん。せっかくガーナにきてもらって申し訳ないんだけど、とある事情で数日前から国のお達しが出て、金が掘れなくなっているんだ。


 ななななんと。金を掘る。そのためだけに西アフリカまできたというのに、いったいどうなっているというのだろうか。詳しく聞いてみると、状況はこんな感じだった。


 ガーナには金を掘っているグループがいくつもあり、どのグループも金を掘るときは水を貼った池のようなところで砂をさらって砂金を取り出し、さらに、それを精製するための行程で猛毒のシアン化合物(青酸カリみたいなもの)を使うらしいのだけど、親方以外のどこかのグループが流れている川の中で精製のためにその猛毒を使ってしまい、川下で生活している村人がその川の水を飲んで、大量の人が亡くなってしまったのだというのだ。そんなこともあって政府が怒ってしまい、ことが収集するまではすべてのグループに金を掘ることを禁止したというのである。


 川上で青酸カリなんてつかえばどうなるか、普通に考えたらわかりそうなものだが、後先を考えずに行動をするところはフィリピン人と似ているのだろうか。結局、金掘りの現場は見せてもらうことができたが、実際に掘ることはできないまま、2週間の滞在は過ぎていった。


 では、その2週間の間、なにもせずに飲んでばかりいたのかというと……まあ、あながち間違ってはいない。アフリカンな黒人のお姉さんとナイトパブで飲んだり、その驚くほどしっとりした漆黒の肌に触れて感動したりもしたのだけど、それよりも印象深かったのが、青年海外協力隊との出会いだった。


 ガーナには当時、日本人が200人ほどいて、そのうちの30名ほどが青年海外協力隊の若者だった。彼らは、普段はガーナの各地で、たとえばエイズ予防の啓発活動をしたり、農業指導をしたりと様々な支援活動を行っているのだけど、週末になるとそれぞれの任地から、首都にある詰所に戻ってくる。そうなると自然に飲み会が始まるのだけど、親方のつながりでその飲み会に参加させてもらったら、その飲み会が素晴らしく楽しいのである。


 普段からけして恵まれた環境の中で活動をしているわけではない。過酷なガーナの田舎で戦っているとなると、酒の席で愚痴が出たりしそうなものなのだけど、彼らの話題といえば「どうしたらもっと自分の地域がよくなるか」「どうすればもっと村の人に喜んでもらえるか」という話題ばかり。そして、ひとしきりそんな話をしたと思ったら、週明け前の深夜にまた、バスで10時間以上もかけて、颯爽と任地へ戻っていくのである。


 先に行った東日本大震災でのボランティアでもそうだったが、そんな彼らの姿を見て、なんだ、ボランティアっていいじゃんと、誰かのためになにかをやるのって、苦しいことじゃなくて楽しいことなんだと思った。


 自分の人生のテーマは、いかに良い酒を飲むか。これに尽きる。だったら、日々の愚痴を吐き出すような酒ではなく、前向きな酒が良いに決まっている。そして、ボランティアの現場というのは良い酒が飲める環境があり、またそういった人が自然に集まってくる。誰かのためとかではなく、これから自分がやろうとしていることは、自分自身の人生を豊かにするものなんだなと、このときに確信した。


 金は掘れなかったけど、金よりも大事なものをみつけた、そんなガーナの旅だった。そして、大事なことなのでもう一度言っておくが、アフリカ人の漆黒の肌は見た目とは裏腹にひんやりとしていて、そして、指でグッと押すと水が溢れてくるんじゃないかと思うほど、しっとりとしていた。

 

 


あのとき打っていた
「政宗」

 

【メーカー】大都技研 【販売年月日】2011年8月 【タイプ】ART
久しぶりに戻った日本で、仕様も何も知らないまま打った大都技研の『政宗』。訳も分からぬまま打っているとART中になぜか青7が揃いまくって、一撃で8000枚を叩きだすことになった。いくらLCCで行くとはいえ、ガーナまではやはりそれなりの旅費がかかる。そのお金がそっくり出たのだから、ガーナへの旅は大都技研に行かせてもらったようなものだと思う。

 


クズの成績表:★★★☆☆(一点盛り込むクズ)
 

もはや人のために動くボランティアに傾倒している田中氏の話なんだから、クズ要素激減は受け入れてください。

むしろあのクズが随分と立派になったもんだ、と受け止めてください。もしかしたら、僕も私も頑張れるかも!? と思う方はいらっしゃらないと思いますが、念のため。

真似しちゃダメですよ!

よっぽどのタフネスと行動力、精神力がないと田中氏の足跡は辿れませんし、アフリカ女性の肌を「指でグッと押すと水が溢れてくるんじゃないか」という感性が無いとダメです。

ほんと、最後の文章がなければ、素晴らしい人間感がすっごい溢れ出てるんだけど、一点盛り込んで来るんだよな。

あ、次回最終回です!
 

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田中(クズプロ田中→クズ田中→田中)
代表作:あのときオレはクズだった~田中の回胴回顧録~

パチスロ好きが高じて21歳の時にパチスロ必勝ガイドにてライターデビュー。若手時代は勝ちキャラだったものの徐々にクズっぷりを発揮し、昼はギャンブル、夜は酒をモットーに活動を行う。30歳で思い立ってフィリピンに英語留学へ行き、2012年の2月より世界の子ども支援を行うNPO法人セブンスピリットを設立。フィリピンのセブ島でNPO活動をしながら執筆も行っている。

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